瀬戸市の大動脈である国道363号。
起点終点は以下の通り。
起点:名古屋市名東区引山 「引山」交差点
終点:岐阜県中津川市中村 「中村」交差点
―――愛知県民の知らない、サンロクサンがここにある。―――
この道路を、今回は走破する。なお、瀬戸市内~引山まではすでに走破済みなので割愛する。
ここでは瀬戸市―中津川市の区間を取り扱う。
なお、そうこうする方向は終点から起点に向けてである。これは単純に私がミスしただけのことである。
なお、ここに掲載している写真はすべて車から下車して、もしくは停止した状態で撮影しています。
中 村 Nakamura |
「中村」交差点
自宅から約55kmのこの地点から今回の旅はスタートするが、すでに一般道で中津川まで粘ったせいもあり疲れていた。
それでも19号が一部を除いて片側二車線以上あることが救いだった。
ここからが363号だということを表している。
国道363号のおにぎりの中津川市中村
~北恵那バス クラブ下バス停を添えて~
↑根ノ上 9km 川上 6km
7km先大型車通行不可
川上とは旧川上村のことではない(ソレ反対方向)。川上と書いて「かおれ」と読むらしい。読めるかそんなの。
まだまだ愛知県内の地名は出てきません。
7km先から大型車が通れなくなるのは理由がのちにわかります。
中津川市川上 Kaore, Nakatsugawa City |
国道363号 中津川市川上
中津川
中津川市の地名は大分県中津市との重複を避けるため中津川から取られた。
さあ、センターラインが消えました。
ここでもにょもにょやってたらだいぶ前に抜かしたはずの北恵那バスに抜かれました。
北恵那バスすげぇ。
どんどん狭くなります。
この写真の手前に交差点があり、北恵那バスは363号をそれます。
いいですか、これが国道363号です。
私たち、瀬戸市民、尾張旭市民、名古屋市民が知ってるあの「瀬港線」の先です。
※愛知県区間のR363には「瀬港線」という愛称がある。
カンペキ狭路区間です。約7キロ続きます。
この道があまり使われていないのか全然対向車が来なかった。(まあ来なくて助かったわけですが)
よく見ると、うちのヴィッツ、ヘッドライトを点灯してますでしょう?(ガードレールがベージュ色になってると思います。)
そういうことです。つけなきゃ相手に気づかれないレベルの整備状況なうえに
樹木が生い茂ってすっごく暗いんですココ。
中津川市阿木 Agi, Nakatsugawa City |
その狭路の頂上にあるのが根ノ上高原です。
そこを過ぎて少し広くなったところが、「中津川市阿木」です。
あと「104」って標識建ってますけど、これ「キロポスト」でもなんでもないです。
そもそも、363号の総延長は80.2kmしかありません。
なんなんでしょうねコレ。
↑岩村 8km
→恵那 10km
→農免農道
「農免農道」ってたぶんあまり聞きなれない言葉かと思います。
Wikipediaによると、
「通常ガソリン(揮発油)の取引には揮発油税がかかるが、農林漁業用機械に消費されるガソリンについてはそれを免除することになっている。しかし、取引の際にそのガソリンが何に使われるのかを確かめるのは現実的ではないため、農林漁業用機械に消費される分の揮発油税に相当する額を財源として道路を整備することで、揮発油税の免除に代えている。この事業を「農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業」と言い、その道路を一般に農免農道(農免道路とも)と呼ぶ。」
まとめると、「農業漁業用に消費されるガソリン税分の費用を用いて整備された農道」というわけです。
恵那市山岡町花白 Hanasiro, Yamaoka-cho, Ena City |
明知鉄道④花白温泉駅
花白温泉という日帰り温泉の前に位置する駅。
またさらに走り続けます
恵那市明知町 Akechi-cho, Ena City |
明智駅
明知鉄道の終点駅。
そして、このあたりからようやく標識に「瀬戸」の字が出てきます。
ついでに今回の相棒っていうか、今のアタイの相棒のヴィッツちゃんを。
道の駅 おばあちゃん市山岡 Rodeside Station "Obaachan-ichi-Yamaoka" |
またいったん山岡町に入り、国道363号を少しそれ、道の駅へ。
とっても魅力いっぱいで10分以内に出るはずが、30分くらいいちゃってました…
363号に戻り、そのまま瑞浪市・土岐市を経由する。途中少し狭い道もあったがまあさいしょのあそこまでではないので難なくクリア。
そしていよいよ…
愛知県 Aichi Prefecture |
瀬戸市 Seto City |
ただいま!瀬戸市!!
愛知県瀬戸市―
人口約13万人。出身の著名人は石川秀美、瀬戸朝香、長江惣吉、
そして2017年、将棋で14歳の若さで29連勝して30年ぶりに記録を塗り替えた藤井聡太四段の出身地である。
ここから片草町、白岩町を通りせと品野ICの入り口を通る。しばらくすると、品野交番前の交差点になる。
感想
愛知県民が知らない「サンロクサン」だったんじゃないかなと思います。
あの「瀬港線」がまさかあんなに狭い道だとは思わなかったでしょ?
そして、今回のこれが私にとって初めての酷道走破になりました。